ThinkPadT42のSpeedStep機能を有効化

仕事で使用しているThinkPadT42はスピードも十分で解像度も高く大満足なのだが、キーボード左側のCPUから熱気が以前から気になっていた。
そこでMobileMeterを使用してみたところ、CPUは常時1.7GHzで温度は80℃を超えていた。
PentiumM735なのでSpeedStepが有効に機能しているだろうと思っていたのだが、実際は有効に機能していなかった。


そもそもSpeedStepが動的に周波数を変更するのかも知らなかったのでいろいろ調べて見ると以下のことがわかった。

  • SpeedStepは周波数を動的に変化するが、リニアに変化するのではなく段階的に変化する
  • 初期設定ではACアダプタを使用している場合は電源設定がハイパフォーマンスになっている

新しいパソコンはハイパフォーマンスで試用したい気持ちはあるが、せっかくのSpeedStep機能がある(熱気も気になる)ので電源設定ポータブル/ラップトップに変更した。

変更後はCPUは通常時は600MHzになり、温度も40℃付近になりかなり良好になった。ソフトの起動時等は1.7GHzに戻るのでスピードも問題ない。なぜこの機能を有効に機能させていないか不思議である。CO2削減にもなるし。

SpeedStep付CPUをつんでいるノートパソコンを使用している人は確認する価値があると思います。