Dovecotの導入

最近Thunderbirdの調子が悪いので*1Googleで同様な症状を探して見たところたくさんヒットした。

回避方法は、Courier-IMAPMAXPERIPThunderbirdの初期設定値である5より大きい値にするとことのことだが、自宅サーバーはすでに20になっており、効果がでていなかった。

そこで最近見かけるDovecotを導入してみようと思った次第。


Courier-IMAPより以下の機能は劣るが、個人使用では問題ないと思われる。

  • 共有フォルダが使用できない:個人使用でだれと共有?
  • 日本語で本文を検索できない:どうせ検索しないし、最悪はRast等でできる
  • PopBeforeSMTPが使用できない:今ならSMTPAuthでしょ?

Debian Sargeでの導入方法は以下の通り。

$ sudo apt-get install dovecot-imapd
$ vi /etc/dovecot/dovecot.conf
protocols = imap // IMAP用に使用
default_mail_env = maildir:~/Maildir // Maildirを明示的に指定

$ sudo /etc/init.d/dovecot start

ThunderbirdではIMAPの購読フォルダの指定を再設定する必要があるかも?

導入結果は、今まで使用していたCourier-IMAPもUW-IMAPに比べて軽量とのことだが、そのCourier-IMAPより軽快に動作する。お勧め。

*1:1.0.7やtrunkを試していたのだが、どのバージョンでも変化無し。メモリの使用量が40MB以上になり、ハングアップしたようになる。